マイホームというとやはり一戸建てにこだわる人が多いです。計画を立てた購入総額の範囲内で買える物なら一戸建てでもマンションでも好きな方を買うといいでしょう。
一戸建ての場合、定期借地権で契約を結んでいる場合は契約期間終了後に住宅を取り壊して地主に土地を返さなくてはいけません。
物件を選ぶ際には、自分や家族にとって重要なポイントを考慮し、価格とのバランスを見ながら自分たちの生活のスタイルにあったものを探すのが重要です。
立地などの条件が同じであれば、やはり中古よりも新築の方が好ましいです。しかし、その場合はどうしても新築の方が価格が高くなってしまいます。
中古物件を購入する際には、自分たちの資金の中で立地、環境、間取りなどの条件を総合的に判断し、新築よりも自分たちの求める条件にどれだけ近いかがポイントになります。
中古物件は新築にくらべ、融資や税制上の優遇が受けにくいというデメリットがあります。
新築の場合は住宅が完成する前に購入を決めなくてはいけない場合があります。中古物件は購入前に物件を見学しチェックできるというメリットがあります。
現在ではいろいろな媒体で不動産情報が発信されています。
■不動産会社の情報
不動産会社に直接で向く、電話で問い合わせるなど直接不動産会社からの情報を得る方法です。自分たちの希望を伝えれば、その条件にあった物件の情報を得ることができます。直接不動産会社に行った場合、販売担当者があいていれば実際に物件を案内してもらえることもあります。
注意点は不動産会社では売ることを前提にした話になってしまうことがあります。不動産は大きな買い物です。勢いで契約してしまった、なんてことがないように自分たちのペースで話を進めることが大事です。
また、不動産会社は友の会のようなサークルを作っています。それらに登録すると会報誌やダイレクトメールが定期的に届けられます。
■インターネットからの情報収集
様々な条件から自分たちの希望の物件を探すのには、インターネットでの情報収集が最適と思われます。また、インターネットに掲載されている情報はリアルタイムで更新されているので常に新しい情報を得ることができます。
■チラシ、折り込み広告から情報
現在の住居の近くで物件を探している場合は、新聞の折り込み広告などが良いと思われます。
こういった不動産広告には様々な規制法令があります。必ず表示しなければいけない事項、掲載を禁止されている事項、特定の用語の使用基準などを定めています。主な不動産業団体に加盟している不動産会社は、この規約を遵守しなければいけません。
しかし、一部の悪質な不動産会社がチラシなので不当な表示をしている事があります。「掘り出し物」「格安」などの類の表示は禁止されているので注意しましょう。