最終更新日:2014/10/1
まずは自分が何故不動産投資をしたいのかを明確にしましょう。現金収入が欲しい、節税対策のために、年金のかわりに、など様々な目的があると思います。自分の投資スタイルをはっきりさせましょう。
同時に不動産投資についての知識を学習することも必要でしょう。その際に書籍を参考にされる場合、著者により様々な投資スタイルが書かれていたり内容が違っていたりするので、複数の情報源を参考にするとよいと思います。
ある程度不動産物件について学習をすれば、どのくらいの予算で、どのようなタイプの物件を探せばいいのかわかってくると思います。ワンルームなのか、アパート経営なのか、都心のビルがいいのか、物件のタイプを絞り込んでいきましょう。
また目的別にも物件選びのポイントがあります。
現金収入が欲しい
より多くの収入を安定して長期間得ることが目的となります。物件の用途や立地、利回りなど想定されるリスクと合わせて判断しましょう。
年金のかわりに
長期的な視点で物件のニーズや間取り、設備などを考えましょう。また、年金が必要になる時期までに借入金の返済が終了できる価格なのかもポイントになります。
節税対策のために
損益のコントロールや他の所得とのバランスなどを長期的に見て、本当に節税になるかを慎重に判断しましょう。専門家などに相談して慎重に判断しましょう。
人口動態(人口が微増、労働人口の比率が高いところがよい)などをチェックし、成長が見込める良い地域の中で利回りの高い物件を探すのがよいでしょう。
しかし、利回りばかりを気にして物件を探していると、あまり人気のないへんぴな地域に行きついてしまうことがあります。不動産価格の下落に比べて賃貸料の相場は動きな緩やかなため、そういった地域では不動産価格が安く賃料が高い状態になっているので利回りが高くなります。反対に人気の地域の方が利回りが低くなっています。
ワンルームの物件を借りる人達は、駅から近くコンビニやスーパーなどの商業施設がある方が重要視される傾向にあります。反対にファミリー向けマンションなどは、公共施設(公園など)があるかなどが重要視される傾向にあります。
新築と中古が同じ条件であった場合は、利回りが劣っていたとしても新築の方がよいでしょう。また建築基準法が改正された1981年(昭和56年)以降に建設されたものかどうかを目安にするのもよいと思います。
総戸数が多く、管理人が常駐していて空き室の少ない集合住宅が管理が良い集合住宅といえます。また、最近はセキュリティの設備が重要視される傾向にあります。購入する前に実際に足を運び管理、設備などを確認しましょう。
最終更新日:2015/2/19